サッカーの審判は野球の審判と比べると体力的にハードといえます。 というのは、グラウンド全体を主審一人、副審二人の三人で見ないといけないからです。 中でも主審はグラウンドのあらゆるところに走って行かないといけません。
また、サッカーの場合、野球よりもジャッジが厳しいという特徴があります。 というのは、イエローカードやレッドカードを出す必要があるからです。 野球にも退場宣告はありますが、それは審判に対して暴行を行った、あるいは暴言を言った場合にほぼ限ります。
しかし、サッカーの場合は選手のプレーの内容を見極めて、悪質なファールか否かを判断しないといけません。 中にはファールを受けていないのに、主審を欺くために大げさに倒れる選手もいます。 そういった行為をダイビングと呼びますが、ダイビングにだまされてイエローカードやレッドカードを出してしまうと、ファンは騒然となりますし、また、選手たちが主審を信用しなくなり、試合が荒れてしまうこともあります。