プロ野球の審判の判定の特徴について

 
野球

プロ野球の審判というのは、球審の場合、ストライクとボールを1球1球判定するという過酷な仕事です。 しかも際どくてどちらとも言えるボールがあった場合、非常に悩みますがそれを瞬時に判定してストライクかボールかを大きな声でコールしなければなりません。

プロ野球の審判をテレビなどでよく観察していると、特定のコースに特徴の見られるケースもあるものです。 右打者から見て外角低めというのは一番遠くて長打になりにくいコースですが、ここの判定がピッチャーに有利か不利かで試合の展開も大きく変わってしまいます。 このゾーンを広くストライクに取ってくれると試合の序盤で分かれば、バッテリーは重点的にその付近に投球を集めるようになります。 そうすると打者には不利となります。

解説者でもキャッチャー出身の人がそういった視点で話をすることがあり、実に興味深い試合展開のよみ方だと納得させられることもあります。 野球というのは奥が深いのです。